大変長らく更新されていなかったQUDSブログ(大変申し訳ないです)。久々の投稿は、2017年度銀杏杯に出場した、木浦君に書いてもらいました。おそらくQU初?の4勝ブレイクを果たした彼が感じたこととは?
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-8th Icho Cup in Tokyo University in August 23rd, 24th-
初めまして。Daddyです。
夏休みの間に東京まで出向いてIcho Cupに参加しました。
その時感じたことをつらつらと書いていこうかなと思います。
この大会に九大からは2チーム参加させていただきました。
・QU K(Tappy & Daddy)
・QU 東京の観光地教えて(NaoT& Momo)
QU Kは高校からの同級生で構成されたチームです。
鹿児島県甲南高校出身なのでこのようなチーム名になりました。
K K
ディベートの大会ではmotionが発表されてから20分間スピーチの準備時間があるのですが、
その間に前の黒板にチーム名を書かなきゃいけません。
チーム名を考える時は全くそんなこと考えてなかったのですが、結果的に準備時間を最大限に有効に活用できたので1文字のチーム名もよきかな。
QU 東京の観光地教えてはその名の通り大会目的で来たチームではないんですね笑
東京の大会に出れば東京で観光できるじゃん!って考えた二人で構成されたチームです。
彼らは大会が終わってから5日間くらい東京に滞在していたらしいです・・・金持ちすぎかよ。
QU Kは一切東京観光せずに帰ったのですが・・・(金欠)
実はこの大会の前に我らが九州大学でQDOというオープン大会(日本で一番大きいBritish Styleの大会です)があって、そこでもTappy & Daddyのペアで出たのですが結果はケツから5番目・・・
そしてその大会が終わるや否やQDOの参加チームの梨花女子大(EWHA)の人たちとワークショップがあってQDOの反省をする暇もなく・・・
という感じで不安を抱えつつIcho Cupへ向かいました。
以下、予選ラウンドをQU K, Daddy視点で語っていこうかなと思います。
R1: THW ban child beauty contests. (ICU Irish Star Mountain VS QU K)
Icho Cup最初のモーション。ペアのTappyはIcho Cupの前までの練習で、僕の意見を「それちょっと違うと思うなー」って言いながら反対するので(ちなみにRoleはTappyがファーストなんです。だから彼が言うことについて僕はOut of controlなんです泣)何クソこのやろうと思って「俺逆サイドでアイデア出すね」とだけ残して7分間別々に準備。7分間すぎてお互いの意見を確認しあう時、Opp(QU Kのサイド)側の意見が薄くてこのラウンド大丈夫かな・・・って感じだったんですけど、「なんでbeauty contestsだけbanしなきゃいけないの?俳優は?歌手は?」「なんで大人はbanしなくていいの?子供だって大人のbeauty contest見るじゃん!」「美人がチヤホヤされたら悲しむ人がいる構図は学校でもあるじゃん!」ってゴリ押しでなんとか勝てましたね。いやー。相手強かった。(予選4ラウンドで一番苦労したラウンドでした汗)ちなみに俺らが用意したアーギュメントは「セルフアクチュアライゼーションめっちゃいい!社会に勇気与えられる!」でしたね。
R2: THW never bail out big failing companies. (Kyoto Ace VS QU K)
Opp簡単じゃねー。よゆーよゆー。って思いながら20分アーギュメントを立ててましたね。そしてラウンドが始まってKyoto AceのPM終わって2人で「やべえ、相手のペラリティ(ペラペラ英語を話すアビィリティ)高すぎて全然わかんねえ・・・。」Govは「フリーマーケットめっちゃ大事!」っていうプリンシプルをゴリゴリに立てて来たんですね。Tappyの反論「Govはプリンシプル完璧だけど、Oppのプラクティカルなハームの方がやばいよ!」(15秒程度でアーギュメントへGo!)二人とも相手の話わからなかったんです。でMOのDaddyが立てたプリンシプルは「市民の損失を防ぐために税金は使われるべき。Govはそういう義務がある!」で、その後に「リーマンショック的なことが起きたらやばいよ!」っていうイラスト。こっちのラウンドもギリギリ勝てましたね。サイドが逆だったら絶対負けてたわ・・・。
R3: THW legalize surrogacy for profit. (QU K VS KCUFS norisaerico)
Surrogacyってのは代理母のことです。合法化の発展途上国もいくつかあるらしいです。(quoted by Info Slide)「ってことは先進国で合法化すればいいんじゃね?」by Tappy。このコンテクストに沿ってアーギュメントを立てたつもりだったんですが・・・TappyとDaddyが考えるコンテクストが全く違って・・・実は準備時間の最初の12分別のコンテクストでアイデア考えてたんですね。はい。Daddyの考えるコンテクストが間違ってたんです泣。本当にTappyに申し訳ないことをしたなって感じでした。具体的にどういう間違いをしていたのかっていうと、僕はsurrogacy無償でして将来の利益(具体的に言えば社長とかが将来の社員になってもらうべく子供作ろうぜ!)のためにするって思ってたんですね。このラウンドはもう思い出したくないんでこれ以上書きません。が、Tappyのコントリビューションで勝てました、って感じでした。俺のスピーカースコアも低い笑。こういう時ってジャッジを出す時間が地獄でしたね。負けたら俺のせいだ、的な。やっぱりもう思い出したくない。
R4: THW ban animal experiments. (Tokyo mad scientists VS QU K)
出た。アニマルライト。2年前にも3年前にもアニマルライトのモーションあったなー。俺、全く対策してないし。って思ったらTappyが前に考えたことあるって言ってたんでラッキー!って。話を聞けばGovで考えたらしくてサイド逆じゃん!って思ったのは内緒。実は今回二人ともOppでアーギュメント考えたんですね。んで今回もTappyは僕の意見をあんまり聞いてくれず・・・Tappy「クライテリア引いても引かなくても勝てるよ!」 心の中の俺「なんでそうなんかわからねえ・・・」僕が2ndで繰り返し言ってたこと「イラショナルにゴキブリ殺すからGovのゴールは達成できない!」でした。(Govの意見:社会的弱者が意見を言えないから守る必要がある、動物も意見を言えないから政府として守るべき!)Tappyよりスピーカースコアが高かったので正直めっちゃ嬉しかったです笑(Tappyの話あんまり聞いてなかったな・・・)
予選ラウンドはこんな感じでなんかギリギリで勝つラウンドが多かった気がします。3ラウンド勝ったからブレイクはしたかな・・・そんな感じで迎えたブレイクナイト
はい。QUからは2チームしか出てなかったため超寂しかったです。次のMomiji-Cupは7チーム出るので楽しみだなーー
ご飯を食べながら予選ディベートの対戦相手・ジャッジをしていただいた方・名古屋のディベーター(いろいろ縁があって名古屋のディベーターとは仲いいんです。笑)と話をしていると時間はあっという間に過ぎいよいよブレイクチームの発表・・・
1位、2位とブレイクチームが発表される。やっぱり凄いな。トップディベーターは。と思いながら3位、4位とスライドを見ていると・・・
なんと!5位にQU Kの名前が呼ばれたんです!!!!
いやー、このブログを書いているだけでも思い出し泣きしそう。感動したなー。
4ラウンド目も勝ちを頂いて結果は4winsの5th breaking teamでした。
そしてなんと嬉しいことに!!!
QU 東京の観光地教えて(NaoT& Momo)も29th breaking teamだったんです!
2チーム出場して2チームともブレイク!QUの底力見せつけられたのでは!?
Double Oct Final: THBT media should not report the news on suicide (including but not to limited to one by famous individuals.) (QU K VS ICU Irish Star Mountain)
このモーション。出たときめっちゃ興奮しました。一週間前にスタバでプレパ練したモーションだったんです!(Daddyセレクトですよ!!!)しかもサイドも同じ!!実際プレパ練した時は「家族が悲しむ」くらいしかアイデア思いつかなかったんですけど、Tappyのリサーチのおかげで本番はしっかりウェルテル効果について話すことができました。(気になる方は是非調べて見てください)で、お気付きの方もいらっしゃると思うんですが、対戦相手・・・なんと予選のR1で対戦した相手なんです。(正直4ラウンドのうちで1番苦労した相手だったんです・・・)実際本線の前日から2人とも死ぬほど不安でした。ちなみにこのラウンドのワーストスピーカーは僕でした笑笑笑
結果はマージン2のGov winでした!ORでの結果発表、QU Kの名前が呼ばれた時めっちゃ嬉しかったなー・・・
しかし残念なことにQU 東京の観光地教えてはDouble Oct Finalで敗退でした・・・
Oct Final: THW introduce 100% inheritance tax. (Osaka 度肝 VS QU K)
先に書きます。このラウンドがQU Kのラストラウンドになってしまいました。20分間スピーチの内容を2人で考えましたが、あまりいいアイデアが出ず・・・結果LOのTappyのスピーチで明確なハームにまで落とし込みができずMOのDaddyのスピーチで相手への反論、ハームの落とし込み、パラダイムの比較とすることが多くなってしまい、自分のスピーチフローを見ると付箋が20枚ほど・・・正直焦りすぎました。焦った結果、相手が言っていたことへ数個反論が足りず、ハームの落とし込みはしたけど微妙で、結局相手のベネフィットの落とし込みを削れず終わってしまいました。マージンは2.5でした。
振り返って見るとこのモーションの理解が完全に甘かったんだなと感じさせられました。
このモーションは冷静に見ればクラッシュがものすごく明確で、死んだ後の個人の所有物の権利はどこにあるのかという話をしなければならなかったと思うんです。結局僕たちOppはプラクティカルなハーム・ベネフィットに固執しすぎて(相続税ってのは安定しない税収入になる/その国にいたくないと思ってしまう金持ちが出てしまう)とか、そんな話ばっかりしてしまっていた気がして、大事な話をし忘れていた気がします。加えてGovはOppが立てたアーギュメントに1つ1つ丁寧に反論していましたが、OppはGovに何点かのポイントで反論し忘れており勝ち負けが明確なディベートになってしまいました。できることならこのモーションもう1回やり直したい!
5th breaking teamでありながらOct-Finalistという悔しい結果に終わってしまったIcho Cupでした。この悔しさを次のMomiji Cupで思い切りぶつけてきます。次でTappyと出るNAのフレッシュマン大会は最後にしようと2人で決めたのでそこではこんな感じで悔しい思いをしないように練習していきたいなと思いました。
今回のIcho Cupは主にセカンドスピーカーとして相手のBOP欠如を指摘する、ワーストケースの指摘などはしましたが、セカンドの核である相手チームとの比較の点が大きく不足していたと思います。Momiji Cupではどんな相手が来ても
① 相手が言っていることがそもそも成り立たない⇨成り立ったとしてもベストケース極小
② 相手が言っていることがそもそも成り立たない⇨成り立ったとしてもプリンシプルレベルでおかしい
みたいにセカンドスピーカーっぽいことをじゃんじゃんやれたらいいなと思います。
Momiji CupでもQUの強さ見せつけてやるぜ!!
でも名古屋地区のディベーターを始め、いろいろなディベーターと仲良くなれたのはよかった!!
(written by Daddy)
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↓QU Kの2人。ブレイクおめでとう!