ついに2020年になりましたね。今回はパーラメンタリーディベーターにとって新年の挨拶と同義で年末年始の季語となっているであろう一大イベント、Worlds Universities Debating Championship(WUDC)についてです。先ずはKyushu Aと提供ジャッジとして参加した二人からの文章です。ぜひ読んでみてください!
こんにちは〜
とりあえず、(気温と熱気が)熱いワールズに提供ジャッジとして参加してきたよってお話。すっげぇ楽しかった。楽しかったし、ごはんおいしいんだけど辛いものとすっぱいものが苦手なワイは厳しかった。(小並)
Contents
0. 大会前
1. ラウンド(様子とかその他諸々)
2. ラウンド以外のなんやかんや
3. アウトラウンド(エモみの極み)
4. いろいろ伝えよっかな~って思ってること
5. おまけ(観光の写真とか)
0. 大会前
(実験に心身ともに殺されてたので)特にこれといって何もしてませんね、ハイ。それでも行けた練習の時はなるべくジャッジしてましたよ?ね(ここで記憶に関する自信を失う)まぁAirAsia Xで 5hのフライトは普通にきつかった(KONAMI)。それとタイでもMKはうまい。
1. ラウンド
R1: BBC
なんかchair にLucia いるじゃ~ん(吐血)って言いながら初手ACチェック?でした。OG ゆっくりなのに内容があほみたいに濃いし、OOもintuitive にわかりやすいし、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁってなってチェアと割とコンセだったのにもかかわらずディスカッションに入り込めず死亡。のちにOGがHarvard A, OOが Helsinki A であることがわかりビビる。
R2: Free Trade
CGの話が全く分からず(アクセントのせいだと思い込んでいたら)周りのジャッジも内容を掴みきれていなくて安心しました()
R3: Indoctrination
あ~知り合いがいる~って思ってほっとしてたらよくわからなかったラウンド()自分のメモ見返しても解読できなかったんでノーコメントでw
R4: Olympics
割と記憶がないけど、みんなアクターアナリシスはしてるけどパラレルすぎてわからなかったというあれ。あと、スポーツの国際大会を全廃するって言われて、BoPどうなんだろ?って感じわず。
R5: Mexico, Cartels
あの憧れのSally, Leomar ペアをジャッジするなどせむ。エモい。わかりやすい。コメント求められて死んでた。最後に「今まで憧れでした」って言ったら2人にはにかまれてもうキュン死。
R6: Social Credit System
インナーの decision で完全に割れて一番 aggressive な discussion (なお自分は英語についていけず蚊帳の外) って感じでした、ハイ。
R7: ASEAN
普通に「背景わかんね」って心の中で叫んでたし、ラウンドもわからんかった。以上。
R8: Beauty
なんかバックタブ的に Open Break のバブルラウンドや~ん「オワタ。」(吐血)(絶望)(過呼吸)(ツイッタに晒す) ラウンドを見ながら「これがマジもんの fully explained arguments かぁ~~(小並感)」
R9: School
初の日本チームをジャッジ。ここまでのごたごたなディスカッションは初めてってくらいごたごたしてカオスわず。ジャッジって自由ですね(自分含む)。
2. ラウンド以外のなんやかんや
Socials (みんなで交流しよう的なイベント。ご飯と同時に行われる)めっちゃ楽しい。そして飯美味すぎワロタ、美味すぎて馬になるレベル。
それと、やっぱり英語力の欠如とかコミュ障なこととかをいったん置いといた上でいろんな人に平易な英語で良いから話しかけてみると仲良くなれますね、うん。
3. アウトラウンド(エモみの極み)
いやー、九大初のワールズブレイクを生で見れたことは本当にエモい。あと、同級生のESLブレイク/Openバブルってすっげぇな(語彙力の@NASA)って感じですね。
4. 何かしら(弱いエクステンション)
• 東南アジアは寒い。
冷房効きすぎワロタになるんでジャケットなり何かしらの防寒対策必須。
• プレパ時間足りない
ORからラウンド部屋までがほんとに遠い。普通に10分ぐらいかかる。
• アクセントむずい
普通にインド系とかアフリカ系の英語って聞く機会がないからこそ聞き取るのが大変でしゅね。それとネイティブのアカデ出身と思われる感じのクッソ速い英語、許すまじ。
• Sharing culture はいいぞ
さぁ、みんなも大会に行ったらツイ廃になるんだ!
• ご飯美味い
ご飯美味すぎて馬になった。(写真を参照)
•
結論;関連性#とは
海外大会(含むWUDC)に出よう。みんな言ってるけどなるべく早いうちの方が今後にとってすごく刺激になるんでぜひともお金と時間を生み出してでも参加する価値はあるのかなと思います。(多分みんな言ってるからextensionとしてのcontributionは0)
それと、海外大会でのジャッジってものすごくいい経験になるんでディベーターとしてだけでなく、ジャッジとして参加するのもいいのかなと。普通に素晴らしい神ジャッジと一緒にディスカッションして仲良くなれるんで周りにドヤれるし() (多分これが唯一のエクステンションだがwinning matter ではない気がする)
5. おまけ
写真を貼ろうかと思っていましたが、多すぎたのでgoogle photo で共有します。以下URLより…
https://photos.app.goo.gl/3q1zdMYvrTq11oPx7
ここまで(中身のない)読んでくださりありがとうございました。
QUDS 2年
岸本隼弥
皆さん、新年あけましておめでとうございます。渋谷美優です。部内の方も、部外の方も今年もよろしくお願いいたします。今回は年末年始で参加させていただいた、The 40th WUDC in Thailandについて感想とメッセージをシェアさせていただきたいなと思います。
行く前は不安で怖かったワールズも、終わってみると早かったなぁまた行きたいなぁという印象を私に与えてくれました。またこれからの、私の指針を(新年でもありますし)決めるベースにもなってくれたような、そんな大会でした。
1. WUDCについて
ワールズへの出場が決まったのは3月くらいでした。海外大会への憧れ、ディベ―ターとしての向上心などが理由です。特に私は留学が必須の学科に身を置いているので、今年を逃すと4年生の時しか行くことが出来ません。(韓国戻ってこれるかも?)
結果、今年のワールズは本当に素晴らしいもので、参加してよかったと思います!理由はたくさんありますが、
1. 他大学のディベ―ターとのソーシャルがめっちゃできる!
普段私は、関西関東がとてもうらやましいです。月に1回は合同練習が出来たり、それ以外でも顔を合わせていたり、、、そのおかげで大会の時もアットホーム感がありますよね、すごくうらやましい。日本の大会だと、自分から話しかけに行くなんてあまりできないですが、ワールズだとパーティやホテルでの会話がめっちゃ進みます!ディベートのモーションについての質問をしたり、他大学のキラキラ、した先輩からポジティブなアドバイスをもらえたり、ディベートやコミュニティに関する悩みを共有したりして、結果的にディベートを楽しめる要素をより深められたり、見つけたりすることが出来ました。
2. なんか英語聞けるようになったかも…!!
渋谷は英語が聞けません。部内での練習でさえも???ってなってます。原因としては、ボキャブラリーと聞き取る能力の二種類あると思います。ワールズでは後者が改善されたような気がします。EFLセミとグラファイのときのKyushu Bの聞きやすさに感動しました!もちろん、お二人が丁寧にゆっくり喋ってたことも原因でしょうがそれでも聞けた気がします。聞く環境にいりゃ徐々に聞けるようになるんやな、と苦手意識をちょっといいものに移行できたと思います。
3. 練習すれば、あれ、もしかして私ももっとうまくなる…!!!
これはパートナーとモーションの難易度のおかげである部分がでかいのですが、1モーションを除いてなんも分かんねぇ!ってなることがなかったです。自分が成長してるなんて全く思わないですが、もっと頑張れば、もっといいスピーチ出来たり、もっといいフレーミングできたりすんじゃない?って思いました。
ってな感じで、めっちゃモチベーション上がります。今回は、絶対勝つぜ!みたいに意気込んでもいなかったですし、そういった気持ちになれたことは本当に財産だと思います。
2. 2020年の目標
正直言って、ディベートへの情熱が日々の忙しさや、チーフとしての責任によって途絶える時期がありました。完全にないわけではないけど、練習をすることに絶望を感じてしまうような、そんな感情が。それらすべての要因が、消えてくれたわけではありません。でも、今回の大会を通してこういう人に私は憧れていたんじゃないか?と考え直す機会が何度もありました。それはディベートの強さに固執した理想ではなく、後輩を導く姿や、自分の考えを強く持つような姿や、自分に自信を持っているような姿です。2020年もそんな気持ちになることがあるかもしれません。でもその時は、今回先輩方や同級生からもらえた優しい言葉や、私を思ってくれた言葉を思い出して頑張ろうと思います。
では、具体的な目標は?もちろん初のオープンブレイクですね!留学まであまり時間もないので、ここから半年でできる限りの結果を残していきたいです。今のところきちんと決まっているのはThe KansaiとK Cupくらい。もう一つ出たいと思っているのはQDO(こちらはパートナー未定)。どちらも、オープンブレイクを目指して、こつこつと頑張っていきます。
毎日何かしら(ブログや資料を読んだり、音源聞いたり)しながら、頑張りたいです。
3. 部員へのメッセージ
私のスタンスは、「QUDSへの所属理由は人それぞれなんだから、それぞれ頑張ればいいじゃな~い」です。コミュニティが好きだからでも、ディベートの考え方を学びたいからでも、ディベートで勝ちたいからでもいいのです。
でも、一度考えてほしいのはみんなその目標に向かうために何かしているのか?ということです。何度も聞いたことで耳タコだわ、って思う人も多いかもしれません。でも、本当に大事なことです。コミュニティが好きな人、そのコミュニティを居心地よくするための努力をしていますか。気を使いまくれって意味ではなくて、例えば自分から会話を盛り上げてみるとか、明るい雰囲気を作るとか。ディベートの考え方を学びたい人、自分から理解したい部分を見つけようとしてますか。上級生に言われるものを鵜呑みにして、疑問が出てもそのままにしてませんか。勝ちたい人、毎回ジャッジにフィードバックをもらいに行ってますか。個人の練習を部活で発揮できたかどうかの反省はしていますか。
もしかしたら、上述した行動をしたいけどそれを困難にさせているものがあるかもしれません。そういったときは相談をしてください。私じゃなくても、誰でもいいと思います。私であれば、練習のコンテンツに反映させられたり出来ますし、他の人でも自分の体験談をもとに助けてくれると思います。
くれたたいないです。どうせなら、Utilityをmaximizeさせたほうがいいとおもいませんか?!やっぱり何を行うときも、明確なビジョンをもって参加することは大事だと思います。
長々と話してしまいましたが、とにかくこの大会は豪華で自分にとってかけがえのない機会になりました。しかも、今回は超絶歴史的な瞬間を直接目にすることが出来ました!なんて素敵!!✨この功績によって来年からQUは2チーム出すことが出来るようになりましたね。もしこのブログを読んで、興味が持てたり、目標にしたいとおもってくれたりして出てくれたら超うれしいです。来年は韓国で、近いしね、ご飯くそおいしいしね、たぶん例年より安いしね!!
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。重ね重ねになりますが、今年もよろしくお願いします
以上、お二方からの寄稿でした!次回は”あの”QUDS史に残る偉人からの寄稿を予定しています。ぜひご期待ください!
大会結果
40th World Universities Debating Championship (WUDC 2020)
EFL Grand Finalists, 7th EFL Breaking Team
Kyushu B(Khac Hung)
Participants
Debaters
Kyushu A(Kazuya Kiura, Miyu Shibuya)
Adjudicator
Shunya Kishimoto
お疲れ様でした!